『麒麟がくる』に期待する
僕は、あまりテレビを見ない。正確に言うと、見たいと思う番組が少なくなってきた。面白いドラマが少なくなってきたと思う。昔だったら、『3年B組 金八先生』のシリーズはずっと見ていたし、『ロングバケーション』や『若者たちのすべて』などのキムタクのドラマも必ず見ていた。
2019年は珍しく『ノーサイドゲーム』、『ドクターX』と『グランメゾン東京』を全話見た。久しぶりに連ドラを見た1年だったと思う。最近のテレビ番組は、クイズやバラエティが多く、40歳を超えたおじさんには、うるさく感じてしまう。
去年から僕の中で、またドラマ熱が上がった。そして2020年が始まり、始まる前から色々と話題だったNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の第一回放送をみて『おんな城主 直虎』と同じくらいの期待を持った。
大河ドラマは戦国時代が楽しい。
『麒麟がくる』の印象
今回の大河ドラマは僕の大好きな戦国時代が舞台だ。そして主人公は、織田信長を裏切った明智光秀。明智光秀がどうして織田信長を裏切ったのか、豊臣秀吉に打ち取られたときの心境はどんなだったのか『麒麟がくる』では、どうやって描かれるのかに期待を持てる第一回の放送だった。
明智光秀って、若いときの資料が少なくどんな青年期を送ったか不明だ。その明智光秀を『麒麟がくる』ではどうやって描くのかが楽しみだ。賛否両論があると思うが僕はしばらく見たいと思う第一回の放送だったと思う。
ネットを見ると色彩が派手過ぎるとか、言葉が現代語に近すぎるとか色々とマイナスな意見もあるが、それだけ注目を集めているドラマだと思った。
ポップで明るい新しい時代劇
ネットでも一番話題になっているのは、衣装がポップで明るいパステル調だと言うこと。確かに明るい画面で、これから戦国時代に突入していく訳ですが、このままポップな衣装のまま、話が進むのだろうか。合戦シーンとかは斎藤道三役のモックンくらい落ち着いた色合になるのか。などなど色々と思うところがある。
僕は悪くないと思う。昔からの大河ドラマファンからすると時代錯誤だと思ったりするのかも知れないが、最近のNHKのチャレンジ精神はスゴいと思う。「チコちゃんに叱られる」とか「有吉のお金発見 突撃! カネオくん」だったり、お堅いNHKからの脱却を図っているようにも感じる。
大河ドラマの放送時間は日曜日のゴールデンタイム。おそらく、お父さんが『麒麟がくる』を見れは、子供も見ることになる。そうすると嫌々見ている子供の中には『麒麟がくる』をみて日本史に興味を持つ子供が増えるかも知れない。
僕は日本史の中で好きな時代は「戦国時代」と「幕末」まあ、王道だと思う。大河ドラマを見て、日本の歴史に興味を持ってくれれば、親としても嬉しいよね(僕だけかな)
色々と意見があると思うけど、軽いタッチの時代劇で良いと思う。
『麒麟がくる』は、これからが楽しみなドラマだ。