システム屋の日記

システム屋サラリーマンの日記。それ以上でもそれ以下でもない

仕事が嫌いだと言う人が少ないけど、みんな好きなのか

僕は仕事が嫌いだ。このブログだけではなく、リアルな世界でも公言している。仕事が嫌いだから、気合を入れて定時に終わらせるように仕事をしているし、誰にも迷惑を掛けないようにキッチリ完遂しているつもりだ。

そこで疑問がある。僕より仕事をしていない癖に仕事が嫌いだと言わない人が多い。好き嫌いは人それぞれだと思うが、嫌いなら嫌い。好きなら好きだと公言しなければ、誰も理解しない。

好き嫌いを公言することって悪いことなんだろうか?

好きだと言えば、好きなものが集まってくるし、嫌いだと言えば嫌いなものが寄ってこない。嫌いだと言わないから、無駄な仕事がふられてしまうような気がしてならない。働き方改革として国が主導を取って残業を減らしたり、休日出勤に規制をかけるのも大事だけど、それ以前に働く人の考え方を変えれば良いと思う。嫌いなら嫌いと伝えれば良い。

ただ、勘違いをしてはいけないのは、仕事をすることによって給料をもらっていると言うこと。働かない奴は給料をもらう権利なんてない。会社のために働く対価として給料がもらえる。僕は仕事が嫌いだけど、そこは大人として給料に見合う働きをしている。もっと給料が欲しいならもっと仕事をするが、今のところ給料に満足しているので、嫌いな仕事を増やさないようにしている。

 仕事が嫌いでも良い

仕事が「生きがい」と言う人もいます。もちろん、考え方は人それぞれだから仕事を生きがいにすることは悪くはない。ただ僕は仕事を生きがいだとは思わない。良いとか、悪いとかではなく、僕は仕事が好きになれない。僕に取って仕事は生きていくために必要な労働。それ以上でもそれ以下でもない。

こんな話をすると仕事が好きな人からは「もっと仕事が出来るようになれば、仕事が面白くなる。そうすれば、もっと仕事が好きになる」なんて言われる。でも、僕は仕事を好きになる必要なんてないと思う。

僕は仕事が嫌いだから一生懸命仕事をする。嫌いだから少しでも無駄を省き、早く仕事を終わらせるように色々と考える。なので仕事中は忙しい。さらに嫌いな仕事だから少しでも楽しくやりたい。無駄話をしたり、遊んでいるように見えるかもしれない。その理由は、仕事が嫌いだから、楽しみたいと思っているからだ。

仕事をメインに考えるから、仕事が上手くいかなかったからとか、会社からの評価が悪かったからと病んでしまう。最悪、死んでしまおうなんて考えてしまう。仕事が嫌いだったら、病んでしまう前に逃げられる。働くことで抱えるリスクをしっかりと管理する必要がある。

間違っても自分の命を断つようなことは考えてはダメ。

働く目的を考えよう

会社員は働かないといけない。会社から給料をもらっているので働かないといけない。でも、気をつけて欲しいのは、会社で働くことは、会社に命を捧げると言うことではない。何のために働いているか、目的を考えよう。

僕は、給料をもらって生活を送るために働いている。そこは割り切っている。仕事関係の人たちとはプライベートでも仲良くしようなんて思ったことはない。もちろん、仕事をしていて気が合い、プライベートでも仲良くする人もいる。でも全員と仲良くなる必要なんてない。

僕は40代半ばの中年親父だ。なので僕が働く目的は生活のためのお金を稼ぐこと。人それぞれ、働く目的があると思う。新しく自分で事業を起こそうと思って仕事内容を覚えようと思っている人もいるだろうし、自分の力試しのために働いている人もいると思う。人から称賛されたいと言うのも働く動機だと思う。

あなたが働く目的は何なのでしょう?

働く目的によっては嫌いでも良い

もし働く理由が仕事を覚えて新しく事業を起こしたいとか、会社でみんなに称賛されたいとか、仕事を生きがいにしたい人は、仕事が好きな方が良いと思う。でも、僕みたいに生活のために働いているなら仕事が嫌いでも良いと思う。

そして、それを公言することは悪いことではない。何だって好きな人もいれば、嫌いな人もいる。それが人間だと思う。僕たち人間には感情がある。その感情を押し殺してまで仕事を頑張っちゃうから、会社も、もっと仕事をさせようとか、ブラックになっていってしまうんだと思う。

嫌いだと公言しないから「もっと仕事をしたいのかな?」なんて勘違いをされる。会社の経営陣は仕事が好き、会社を愛している人が多い。と言うか経営陣が会社を好きじゃない場合は、その会社はヤバい。潰れる可能性が大。

話が逸れたが、経営陣は仕事が好きな人が多い。その人たちの考え方は「こんなに楽しい仕事を嫌いな人なんていない。会社のために貢献することって嬉しい。だから会社に貢献するのは当たり前」となっている。十中八九、合っていると思う。

基本的には、我が社には仕事が嫌いな人はいないハズ。仕事をして我が社に貢献して会社の業績が上がれば、社員はたくさんの給料がもらえて嬉しいハズ。だから働こう。と性善説を唱えている。

僕みたいに「仕事が嫌い」と言うことによって、僕と会社では考え方が違うと認識を持たせている。なので会社とドライな関係を築けているんだと思う。変な意味、会社と僕は対等な関係なのは僕が仕事が嫌いだからだ。

もし僕が会社が好き、仕事が好きだったら、自己犠牲の精神を持って会社を支えようと思うハズ。でも僕は会社と自分だったら間違いなく自分を守る。会社より自分の方が好きだし大切だから。

嫌われるかもしれない

嫌いだと伝えれば、言われた方だって売り言葉に買い言葉じゃないけど自分に対する目は厳しくなると思う。でもね、ビジネスなんだから、それくらいのプレッシャーがあった方が楽しい。そんなことで、いつも失敗を手ぐすねひいて待っているくらいの会社だったら、将来はないので早めに転職を考えた方が良い。

きっちり仕事をして文句を言わせなければ良い。

自分に素直に生きていた方が絶対楽しいと思う。仕事が嫌いなのに好きだと思われるのが一番きつい。

中年のおじさんがわがまま言っているように思われないようにする必要はあると思うけど、嫌いなら嫌いと伝えた方がラクになると思う。もちろん仕事が好きなら好きと伝える必要もあるけど。